公益社団法人 日本医学放射線学会

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2014年11月18日

平成26年度 医療放射線防護連絡協議会年次大会 第25回「高橋信次記念講演・古賀佑彦記念シンポジウム」の開催

主 催:医療放射線防護連絡協議会

当協議会の年次大会は、高橋信次先生の名前と古賀佑彦先生の名前を冠に、毎年12月の第2週の金曜日に「高橋信次記念講演・古賀佑彦記念シンポジウム」として開催致しております。
今回は1/4世紀の25回を記念して「原子力災害から学ぶ新な医療放射線防護」をテーマに開催します。
高 橋信次記念講演は、Jacques Lochard先生から、原発災害における人の影響として、社会的影響と心理的影響に関する講演を頂きますます。教育講演は、柏倉幾郎先生から医療従事者 に対する放射線教育や被ばく医療の取り組みについて紹介します。両先生とも、今回の福島東京電力第一原発災害に関連して、活動しております。また、午後の 「古賀佑彦記念シンポジウム」では、「原子力災害から学ぶ新な医療放射線防護」をテーマで行い、総合討論においては、今回の「原子力災害から学ぶ医療放射 線防護の課題」について参加者の皆様と検討します。
医療分野を含め他の分野の放射線安全に関わる多くの方々のご参加をお願いします。

日 時:平成26年12月12日(金) 10時~16時30分
場 所:国際交流研究会館 国際会議場
    東京都中央区築地5-1-1(国立がんセンター内)

(プログラム)10:00-
開催の挨拶:佐々木康人(医療放射線防護連絡協議会会長)
 総合進行 :菊地  透 (当協議会総務理事)

1.教育講演 10:10-11:00 (講演時間40分)
座 長 :細井 義夫(東北大学)
演 題  :弘前大学における被ばく医療への取組と放射線教育
講演者 :柏倉幾郎(弘前大学 理事(研究担当)・副学長)

2.高橋信次記念講演 11:00-12:00 (講演時間50分)
座 長 :佐々木康人(医療放射線防護連絡協議会会長)
演 題 :The ICRP Radiological Protection System and the Human Dimension - Some Reflections from Chernobyl and Fukushima 
    「新たなICRPの放射線防護システムに向けてた心理的影響と社会的影響の課題 *チェルノブイリと福島原発事故の教訓から*」
講演者 :Jacques Lochard(ICRP主委員会副委員長)   

3.古賀佑彦記念シンポジウム 13:15-14:45 (講演時間:各20分)
  テーマ:原子力災害から学ぶ新な医療放射線防護 
   座 長 :菊地 透(当協議会総務理事)
1) 原発災害後の医療関係者への放射線教育の充実に向けて                   
立崎英夫(放射線医学総合研究所)
2)福島における医師・医学生への放射線災害医療教育の試み
大津留晶(福島医科大学)
3) 看護師・保健師等に対する放射線防護の教育  小西恵美子(長野県看護大学名誉教授)
4) 医療被ばくに関するアカウンタビリティ   伴 信彦(東京医療保健大学)

4.総合討論:15:00-16:30
  テーマ:原子力災害から学ぶ医療放射線防護の課題
座 長 :大野和子(京都医療科学大学)
指定発言:中村仁信(彩都友紘会病院):「医療放射線の発がんリスク」  等

◆参 加 費: 5,000円 (懇親会:6,000円)
◆申込方法: FAX.またはE―メールでお申し込みください。
参加申込書
◆申 込 先: 医療放射線防護連絡協議会
〒113-8941 東京都文京区本駒込2-28-45 日本アイソトープ協会内
 Fax: (03)5978-6434 電話:(03)5978-6433 (月・水・金)
 E-mail:jarpm@chive.ocn.ne.jp