日本医用画像データベース(Japan Medical Image Database:J-MID)
日本医学放射線学会(Japan Radiology Society:JRS)は放射線医学が国民の健康と福祉の増進に寄与するために、ICT化を推進することによってビッグデータやAI等を利活用した医療の構造改革を実施しています。その事業の一つとして、全国規模の医用画像を収集する画像診断ナショナルデータベースの構築を実現させることを目標としてJ-MIDを始動しました。
J-MIDは全国の主要な医療施設の中で9施設が協力して大規模な画像情報データベースを構築し、それをもとに、画像診断検査の装置、検査オーダー、撮影、診断のそれぞれに応じた医療技術、医療安全、医療被ばく低減、医療の質の向上を目的としています。また、人工知能の開発や発展のための研究もJ-MIDを利用して実施しています。